個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
-
教えるということ
2015.04.21
-
良い天気です。1年生は研修ですからいろいろな事を学んできてくれるといいなと思います。(笑)
この時期にいつも思いだすのが、私が行政書士の試験勉強を始めた頃のことです。
もう十数年も前の話ですが、ちょうど新年度から勉強を始めました。
合格率が7~8%の試験ですから、そんなに簡単ではありません。
それを独学で始めたわけですから、最初は苦労しました(-_-;)
問題を解こうにも、その問題がきいている意味がわからないという状況でした。
私は経済学部出身で法律は門外漢でしたから、当時は告訴状と訴状の違いすら分かりません(-_-;)
今思うとよく挑戦したなと思います(笑)
しかし今現在、勉強を教えるということにその経験が実に役立っていると思えます。
教える側というのはわかっていることを教えるわけですから、ついつい色々なところを分かっているものとして扱いがちになってしまいます。
しかし教えられる方や、初めて学ぶ側にとっては、1~10まですべてわからないということも十分考えられるわけです(試験勉強を始めたころの私が本当にそうでした💦)
ですから、教えることに注意深くなれたと思います。
勉強を教えるときにただ単に、
「解けない問題の解き方を教える」
では、その場はそれで良くても、別の問題はまた分からなくなってしまいます。
本当に教えなければならないのはその1段手前や2段手前の仕組みだったりするわけです。
十数年前に経験したことでそんなことを思いました(笑)
今はそれからもう少し進んで、いろいろな手を使って教えていますが、基本はそこですから、たまには自分の教え方を点検しなければいけないなと思いました。