個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
-
専願入試
2015.01.14
-
年も明けたばかりですが、いよいよ入試が近づいてきました💦
27日の専願入試を皮切りに2月6日の私立前期と続いていきます。
日頃他愛もない話ばかり書いていますから、少し真面目に受験生へのアドバイスを今回は書いてみます。
この時期になると自分が受験する学校の過去問をやたらと解いている子がいます。
確かに過去問はその学校の問題傾向や、レベル、問題量などを知る上では有効ですから必ず解かなければなりません(まったくやってないと量の多さや難易度でビビッて全くできない場合もあります)(-_-;)。
しかし過去問はあくまでその学校の入試問題の情報を知るためのものであり、過去問を勉強の中心に据えるのは間違っています。
最近2~3年の過去問を解いたところで、その問題はおそらく今回出ることはありません。(公立は若干事情が違いますが)
それに私立の問題は難問が入っていることもあるので、そう言った問題は解く必要がないわけです。
過去問に関しては最近の数年分を簡単に確認すれば十分です。それよりも、今までに勉強した問題集や、テキストを再度解きなおして、忘れていること、わからないことが残っていないかどうかをチェックして埋めていくほうが数倍効果があります。
この段階に来て、今まで勉強していないので新しく勉強を始めたいと問題集などに手を出すようでは、厳しいようですが最初から話になりません。
受かるところを受けて、あとは受験を自分の考え方を反省する機会にするしかありません。
受験はほとんどの学校が満点を取るための問題ではありません。自分がどこで点数を取らなければいけないのか、自分が取れる問題はどれなのか、どの教科で得点を伸ばすのか、そういった作戦をきちんと立てて、受験に臨まなければなりません。
受験生は残りの時間を有効に使って結果を出しましょう!