個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
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タブレットって(汗)
2014.04.20
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佐賀県の方で子供たちにタブレットを配って勉強に利用するなんて記事が新聞に最近出てました。
文科省や県がやることはほんとに間違いだらけです。
パソコンを使って勉強させるなんてゆとり教育並みの失敗です。
実は学習塾の業界でも25年ぐらい前からパソコンでの学習は考えられてきました。
理由は単純です。
ズバリ、人件費のカットです。
学習塾経営で何にお金がかかるかって人件費以外ないだろってくらいです(笑)。
ただ結果につながらないので7~8年ぐらい前までいろいろなシステムが出ては消え出ては消えを繰り返していました。
ところは最近はパソコン指導を導入する塾が増えてきました。
パソコンの性能がアップしてわかりやすくなった。システム自体とても良いものができて子供たちにも評判が良い。なんてふれこみですが、実際は違います。
指導できる人間が圧倒的に減ってきているんです。
もともと塾講師という仕事は成績が良ければできるというものではありません。
もちろん頭が悪ければできませんが勉強ができることとは違うまったく別の才能が必要なんです。(その辺はまた機会があるときに書きます)
万年人材不足の業界ですが近年は拍車がかかっています。ですからそれを埋めるためにパソコン指導の導入が進められてきてしまったわけです。
(一部では教えられない素人の方でも開塾できますというふれこみでパソコン指導だけやるような塾もできているらしいのですが・・・(-_-;))
国もタブレットやパソコンで勉強させるという間違った方向に流れているわけですから塾業界も
「最新式の指導です」
なんて言い訳ができることになります。
ゆとり教育を始めた時と同じように10年後にやっぱり失敗だったとならないことを祈るばかりです。
今のところパソコン指導が本当に指導できる人間に勝てる要素は見当たりません。本物の睡眠学習でも発明されれば別でしょうが・・・
そうなったら私も学習塾は辞めるでしょうね(笑)