個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
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楽しいお仕事
2014.03.16
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入試が終わって3年生が卒業してしまうと1年生や2年生たちは
「なんか少なくてさみしいね」とよく言います。
確かにこの時期は3年が一気に抜けてあわただしい雰囲気も去って少し寂しい感じがします。
ただ私はこの時期は嫌いではありません。
(理由は暇ができて楽だから、ではありませんよ(笑))
新学期が始まると内申点対策のため、定期テストでどう点数を取らせるか考えながら授業を組み立て、夏になれば2学期得点を大きく伸ばすために基礎知識を叩き込まなければならないので補習の連続、2学期以降は合格ラインを越えさせるためにその子が必要なところと得点を伸ばしやすいところを徹底的に教え込む。
陰で子供たちが私のことを鬼というぐらい張りつめています。
ただこの時期は新学期のテストまで少し余裕があり、進級もまだなので純粋に教えることを楽しめるのです。
例えば、一昨日起こった地震の話などに少し脱線してみる。
地震が起こるメカニズムなんて中学ではそんなに詳しく教えませんがあえて余分な知識として話をすると子供たちも興味津々で話を聞いてくれます。
個別指導ですから一方通行の授業ではない分、質疑応答で盛り上がります。
学ぶことを楽しめる時間とでもいうのでしょうか。
こういった時間を子供たちと共有できることで私自身、
「塾の仕事って楽しいな」
と再認識できるのです。