個別指導　考至館　二日市（筑紫野）校　（学習塾） | 日記 | 便利さ

ここしばらく新聞に、デジタル教材、オンライン授業などのここ数年の学びに関する変化の弊害的な記事が載っていました。

コロナ過の影響もあって、子供たち一人ひとりに端末が配布されたり、かなり一気に進んだ感じです(-_-;)

デジタル教材やオンライン授業は便利さをもたらすものです。
数学の図形が3Ⅾで見れたり、家で授業が受けられるので通学の時間がいらなかったりするわけですから、
「これってすごくいいじゃん！」
と国は思ったわけです（笑）
で、そういった方向に進めていこうと計画している中でコロナが一気に後押しして、今の状況になりました。

しかしここにきて、子供たちの成績や能力がほとんど伸びないどころか下がりつつある。
配った端末でゲームをしてみたり、オンライン授業では全く集中しなかったりするそうです（今回就職した子たちなんかもほとんどオンラインで大学生活を送ったのでコミュニケーション能力がかなり落ちているらしいです(-_-;)）。

現場の人間からすると、「まあ、当たり前だよね」という感想です(-_-;)

便利さというのは人から思考を奪うと私は思います（車にナビをつけるようになって道を覚えなくなったという人が続出しましたからね（笑））。

生活は便利になるに越したことはないのでしょうが、勉強はそうではないということです。
部活で野球やサッカーがうまくなりたいと思えば、苦しい思いをしながら練習します。
便利だからといってボールをうまく投げたり蹴ったりする道具を使うようになれば当然上達はしませんよね。

簡単な話なんですけどね(-_-;)