個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
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読解力
2019.12.10
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子供たちの読解力の低下がテレビなどで話題になっていますね(-_-;)
テストの結果が大幅に下がったので、こりゃまずいって感じですかね(-_-;)
ゆとり教育のときも似たようなことになって、国は慌てて学力強化にかじを切ったように記憶しています(結果は出てないですが・・・)。
現場で実際に教えている私たちからすれば、この読解力に関してはかなり、
「今さら感」
があります(笑)
実際、読解力は昔からどんどん落ちてきていて、スマホが普及していく2008年あたりから加速度的に落ちたなと個人的には思っています💦
正直なところ、英語の力を!とか言う前にまず日本語力でしょ!って思ってます(今これを書きながら国が亡びるのは国土を失った時ではなくその国の言葉を失った時だと誰かが言ってたのを思い出しました(笑))
ただ、現状は、読解力の前に文字や漢字をきちんと読めるか、言葉をまとまりとして認識できるか、という段階まで来ていると思います(-_-;)
文章自体が読めなければ読解力なんて言ってもしょうがないわけで・・・
私の体感としては、小中学生の3分1くらいはきちんと読めないのではないかと思っています💦
対策としては小学生の時にきちんと音読させるしかないのですが、実はこれをきちんとやるには莫大な時間と労力が必要なんです。
音読させるということは、まず読ませてそれを聞いて間違った時にきちんと指導する人間が必要になるということです。
それを全ての子供にやっていくためには多くの人員が必要で、さらにそれを数年間は継続しなければ結果として出てこないでしょうから、今の小学校の形では不可能なんですよね(-_-;)
今流行りのAIで、こういったことがうまく出来るようになれば解決できるかもしれないんですが💦
あ、これはあくまで私の個人的な見解ということでご了承ください(笑)