個別指導 考至館 二日市(筑紫野)校 (学習塾) の日記
-
選挙
2016.07.12
-
今回の選挙から、18歳選挙権が認められました。
18歳という年齢から選挙権、私は教える側としてなんとなくプレッシャーを感じました💦
政治や経済という分野に子供たちが正式に触れるのは、おそらく中3の公民が初めてだと思います(小6でも少し扱うのですが、しっかり勉強するのは中3の公民だと思います)
公民を最初に教える段階では子供たちは、国会議員と総理大臣の関係や、天皇と総理大臣の立場の違いなど正直なところ、ほとんどわからないというのが現状です(-_-;)
ほんとに白紙です(笑)
そういった段階から国の基本的な仕組みや、経済の理論的なことを教えていくわけですが、その内容をただ参考書に書いてある通り、教科書に書いてある通りに話していくだけでは、興味付けもできないし、子供たちの頭にもほとんど残りません(-_-;)
で、結局教える人間の考え方や主観的なものがどうしても入ってしまいがちになります。
20歳であれば、高校を卒業して仕事をしたり、大学でアルバイトをして社会との接点を持つ中で自分なりの経験から、ある程度考えられると思うのですが、18歳はどうなのだろうと思うわけです💦
学校でもそろそろ公民が始まってきているので塾でも夏から教えていくことになります。
白紙の子供たちに、最初に政治的な影響を与えるかもしれない人間として、できるだけバランスの取れた内容になるように、あまり極端なことは言わないように(笑)ちょっと考えていかなければならないな、と思っています。